京都ニューシネマvol6 4日目をみてきました

 本日も京都シネマヨーロッパ企画さんのイベントをみに行ってきました。

4日連続はさすがに疲れるがなれた感じあり。よかった。

こんかいのイベント「絶対に観てはいけない諏訪ナイト」

ゲストも来られるとのこと。

到着。今日もにぎやかなロビー

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 よくみるとクリップがおしゃれ

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絶対に観てはいけない諏訪ナイト

事前に知っているのはヨーロッパ企画 諏訪雅さん監督作品がみられるということ。

この日曜日に「絶対においていってはいけない THE MOVIE」は見たがその他の記憶はない。

諏訪さんのインスタはフォローしており構図や色が綺麗。映画も美しい映像がみられたら御の字。積極的に舞台や映画を見に行ってないのでどんなイベントか見当もつかない。

入場

通しチケットではやく呼ばれるため群衆の先頭へ。番号がよばれ入場。いつも通りの席。お客さんたちも慣れてきたかにぎやかな雰囲気。これまではうしろの席から埋まる印象だったが今日は前につめるかたも多い。落ち着くとすぐ暗転

各種DVD、暗い旅のテレビ、ポータル、ラインスタンプのCM。ほんじつは暗い旅ポータルのひとネタはなし。そしてオープニング。電気がつき諏訪さん入場。

あいさつ

まず監督ご自身からご挨拶。

ぜったいに見てはいけないと銘打ったイベントに来たわれわれへ謝辞を。タイトルを付けたため本当に見せない選択もあり悩んだと説明。…たすかった

さすがの貫禄からおひとりで進行できそうだったが、助っ人として黒木さん角田さん中川さんを呼び込む。中川さんの手にはすでにピンクの象のじょうろ。

ひとしきり盛り上がり趣旨説明。こんかいは諏訪監督作品を上映します、古いのもあります、まぁ、みていきましょうかとヌルっとしたはじまり

絶対においていってはいけない THE MOVIE

唯一知ってる作品。日曜日にも拝見。この映画が撮られたあとに撮影された「暗い旅200回記念」も昨日みた。いま諏訪監督のなかで「THE MOVE」ブームとのこと。付ければなんでも映画になるか、という実験。撮っていくうち言葉にフォーカスされた過程を丁寧に説明される。

ただ、リアルな撮影現場ばなしで「これ言って法律的に大丈夫かなぁ」と不安になられる。黒木さんも中川さんも「絶対大丈夫!」と助け船。しかし、専門家ではなく確信がないので詳細は書かないようにします

オセロ道

これがいちばん古い映画。初監督でありながら第1回SMF優勝作。永野さんと元団員ふたりで繰り広げられるスタイリッシュなオセロ映画。画角がちがうね、と黒木さん。恰好よかった。永野さんを主人公にしたかったが悪役みたいになったと監督。登壇者たちは最後の「SUWA PROJECT」をいじる。

YNN「ぬーさん江戸へ行く」

NMB48メンバーを主役に撮影された作品。

ヨーロッパ企画のメンバーも多数出演。太秦映画村で床山さんが優しかったり独自の撮影文化のエピソードを黒木さんが披露。監督が「ぬーさん」のぬいぐるみの製作費やどちらが引きとるか話し合いがおこなわれた裏話に登壇者たちも初耳のようす。

ここでゲストの今井隆文さん(俳優)が呼び込まれミュージカルのお話へ

トップ道玄坂歌合戦

諏訪ミュージカルの第2弾の舞台を映像化。今井さんと諏訪さんの話し合いにより産まれたピザをテーマにした作品。壮大なストーリーを13分におさめる親切編集。今井さんは、主役なのにストーリーへ絡まないためけいこで寂しかったと発言。角田さんはケガでほとんど踊れなかった。

諏訪さん曰く「いまのままでは映像化(販売)できない」とのこと。今井さんと具体的な話題へ移行しそうなところで中川さんがストップ。事務所の権利の話らしくドキドキ。

マスマティックな夕暮れ

おなじく今井さん主演のSMF出品作。不良グループが他界したリーダーを黒魔術で復活させるため優等生の女子高生から勉強をおそわるはなし。理屈っぽさとスタイリッシュをあわせた集大成。はじめてみたのでめちゃくちゃ面白かった。中川さんもあらためて見るといい映画と第一声。角田さんを悪役に起用するのは諏訪さんくらいという話題に。答えは「ブサイクやから」と仲の良さをアピール。

ここでも権利の話題。世にも奇妙な物語でドラマ化されたとき「脚本、監督が交代させられた」と声高に訴える諏訪さん。なだめる登壇者たち。そういえばわたくしは当時たおれていたため見られなかった。

中川さんのあたまに象のじょうろをのせるTHE MOVE

きょうのため撮り下ろされた新作。

「THE MOVEをつければ何でも映画になるのでは」シリーズ。「暗い旅」で放送された「中川さんの頭に象のじょうろを乗せる旅」が題材。

原作は、ツキのない中川さんが幸運を身に付けるためラッキィ池田さんにあやかり象のじょうろを頭につけ様々なことに挑戦。中川さんをおもちゃに周りがゲラゲラ笑う構図。

www.youtube.com

映画のほうは中川さんの内面へ焦点。

葛藤の末、みずから頭に象をのせざるを得ない状況へ追い込まれる。だんだん中川さんとじょうろが似てきてだんだん愛おしくなる不思議。

監督は、これをどこかで上映できるのか不安な様子。登壇者たちも客席も大丈夫と後押し。わたくしも拍手し応援したものの他所で理解されるかあとになって不安が…

閉演

すべての上演がおわり。おひらきに。

監督が突然「ロビーで中川さんの撮影会をおこないます」と宣言。

お声かけしお写真をとらせていただきました。

 

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わたくしにまでいい笑顔かたじけないです。

諏訪さん黒木さん角田さん今井さんも、みなさんやさしく接していただきありがとうございました。

まとめ

本日も面白かった。

やはりはじめて見る作品が多かった

諏訪監督からみた世の中は美しくスタイリッシュ。テンポよく進む映像は格好よくストーリーはおもしろくたいへん楽しめました。

「オセロ道」に出ておられた元団員のかたはどんな人だったのだろう。

「トップ道玄坂」はぜひ全編拝見したいミュージカルでした。

「マスマティックな夕暮れ」はDVDになってるのだろうか。あらためて見てみたい。

中川さん主演の映画は何も知らない人がみたらどう思うのか反応が気になる。

さぁ、あと3日。おりかえしも過ぎあすは5日目。

体力的にはちょっと慣れてきた感じはあります。でも行けるか確定してるわけではないのでどうなるか

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