京都ニューシネマvol6 2日目をみてきました
令和元年6月16日(日)
京都シネマへ行ってきました。
(初日のようすはこちら)
京都ニューシネマvol6 1日目をみてきました - ねたもへの滴るblog
本日のイベントは「第8.5回SSMFホラー大会ふたたび」。過去におこなわれた「第8回ショートムービーフェスティバル」のお題「ホラー」でふたたび作られた短編映画をみるプチ映画祭。入場口で投票用紙を受け取る。どうやら観客が審査するようだ
上映
ヨーロッパ企画京都ニューシネマ2日目がスタート。
司会はヨーロッパ企画の主宰、上田誠さん。上田さんしか司会をできないくらい人数をさいた大会だと説明をうける。
出場監督がそれぞれ俳優とタッグを組み8本の作品を上映。
今日はきのうと違い特別ゲストが。審査員としてホンモノの映画監督、飯田譲治さんが登壇。
ルールは、全部の作品をみたあと投票用紙を回収、ゲスト審査員は3票分とのこと。
まず「くじ引き」からスタート。当日抽選は、いまM‐1グランプリもおこなっているので常識になった感あり。上田さんの的確な進行とわかりやすい説明で緊張感がひろがる。
大会スタート
山口純太監督のジャパニーズホラーから。
1本上映されるたび監督と俳優が登壇しコメントや作品の意図がきける。そのあと審査員、司会者による的確な解説。それによりこちらの審査もたのしい。
その後、8本すべての作品を鑑賞。投票用紙が回収される。どれも面白かったので投票は迷いました。
審査発表
回収された用紙は集計され告知をはさんですぐに発表
- 甲斐監督の「工夫」
- 松宇監督のゲーム実況ホラー
- 鍋島監督の恋愛ホラー
優勝した作品は本当によく出来ていてた。定番モンスターたちの苦労がしのばれる作品。ラストの「お」「しま」「い」の工夫の脈略はわからないが期待を裏切ってくれて素晴らしかった
準優勝のゲーム実況は動画サイトのコメント欄とホラーが融合。しっかりとしたホラー作品。飯田監督から90分に、というおすみ付き。
3位の恋愛ホラーは事実を素にしたドキュメント作品。上映後の説明でほんとに怖かったです。ラストの創作シーンは説明されてやっとわかりました
順位発表は上位3つのみ。そのほかも「ジャパニーズホラー」「若い女性版シャイニング」「心霊写真へつっこみ」「幽霊と漫才」どれもほんとうによく思いつくなぁと鑑賞
面白さで言ったら最後の黒木監督作品はダントツ。セリフの文体が独特でおもしろい。「呪いや殺人はこわくないが食物連鎖の最上位がうばわれる怖さを表現」と全部セリフで説明されていてわかりやすかった。黒木監督と俳優酒井さんの組み合わせの妙がすばらしい。ただ、ホラーにはなってなかったような…
まとめ
おもしろかったです。
ホラーと言っても怖すぎるものはなく面白い作品がたくさんあり安心しました。突然の大きい音や不気味すぎる演出で帰りが怖くなったらどうしようかと思ったが大丈夫でたすかりました。
はじめて観客が審査するイベントに緊張しました。自分の判断が未来を決定。それはおそろしいなぁと感じた。
はたして7日間でどれだけ見に行けるのかチャレンジはつづく