京都ニューシネマvol6 1日目をみてきました
令和元年6月15日(土)ヨーロッパ企画さんのイベントをみてきました
ヨーロッパ企画の京都ニューシネマvol6
場所は京都シネマ。
イベント名は「ヨーロッパ企画の京都ニューシネマvol6」
6月15日から21日まで6日間。
講演は2部構成
1部が短編映画
2部が日替わりイベント
全イベント通しのチケットを購入。さすがに全部はみられないかも知れないが応援のつもりで買わせていただきました。
劇場へ
1部の短編映画はきょう見られないため2部の日替わりイベントのみ観覧。
ほんじつは「第10回SSMFショートムービーフェスティバル」。
夕方から夜にかけても天気は崩れる予報だがぬれることなく劇場へ。
20:10 到着
3階へあがるとすでにたくさんの人が。第1部の短編映画がおわったからだ。客は外にいったん出るシステムのよう
20:20 開場
チケットには番号があり順番に呼ばれる。通しチケットの7人目に入場。真ん中に座る。ロビーの客が全員よばれたころ席からみえる範囲は満席に。
20:30 上演
はじまると、ヨーロッパ企画の俳優さんとショートムービーの監督たちがスクリーンまえへ整列しあいさつ。2部のスタートであり1週間のイベントのはじまり。しかし、余計な緊張感はない。肩の力がぬけたはじまりで安心と信頼を感じる
司会の土佐さんと本多さんからイベントの説明。途中から永野さんプレゼンスになると趣向が発表されショートムービーがスタート。あとでホームページで永野さんが付けた順位も発表されるそうだ。
永野宗典プレゼンス
SMFは京都と東京の2会場で公開されすでに順位が付けられている。
総合順位まで発表される。
しかし、今回は永野さんが決めた順位に沿って見せていただけると。
4〜9位、10〜12位、13~15位、16~18位、3〜1位の順番。
すべて永野さん独断で選ばれたそうで寸評も添えられる。評価基準は「そのひとにしか撮れない」「くり返しみたくなる」「狂気」で審査されたとのこと。
最初に公開される中位は実際には優秀作品のためコメントは少なかったが、順位がさがるたびに多くなる。上田さんは上手すぎる、石田さんの演技プランに問題があるなど劇団のベテランたちを上から目線で評し会場も湧いていく。
とくに面白かったのは「甘えがある」と言われた順位に納得いかない鍋島監督への寸評。不満げな表情をかくさない監督へ「鯛が小さすぎる」と言いきられ溜飲を下げておられてたシーンが面白かった。漁師町での撮影とはいえ大きい魚を用意するのは困難であろう。しかし、魚の大きさも審査基準とは。審査も狂気である
それからも永野審査員は「無自覚である」「出すところを間違えている」「インパクトが強すぎる」など順位が下がるたびに寸評もキレはあがる。
最後のベスト3。3位は21歳の就活のはなし、2位は黒木さんの作品、1位は酒井さんの実験(する)映画。「くり返しみたい」かはわかりませんが「そのひとにしか撮れない」「狂気」という評価基準で審査され納得の順位でした。
終演
講演内容がおわり劇場のそとへ。あらためてロビーをいろどる作品群を拝見。
テレビでみた作品がみられてうれしかった。
まとめ
おもしろかった。
今回で6回目とのこと。いままで介護をしていたのでこういう時間の読めないイベントには行けなかったが行けるようになって幸せを感じております。
ただ、終了したのがほぼ23時で終電ギリギリとまで行かないがちょっとドキドキ。講演中も時間は見ておかないと心配かも知れない。
さてこれから6日間どんな講演がみられるであろう。たのしみである